近代日本、洋画展
2006年 11月 18日
市美術館にて、松本深志高校創立130週記念として、近代日本洋画展が、開催です。
江戸末期から明治初期時代に洋画を学び、日本に紹介、広めると共に、近代の息吹を吹き込んだ、芸術家たちの、気迫が現れていて、中身の濃い展覧会です。たまたま、松本短大の学生達が、大勢観覧していました。鑑賞の順に、心に留めた画家と作品を、お知らせします。
チャールズ・ワーグマン・・1861年(文久2年)に、来日した、ロンドンニュースの記者。
日本国内を回り、多くの絵を残す・・信州、箱根、鎌倉などを描く。
高橋由一(1828~94)・・有名な、「鮭」などを展示。
中丸精十郎(1840~96)・・座したままで、左手に弓、これから矢を番えようとしている、上半身、裸の武士を描く。
山下りん(1857~1939)・・「機密の晩餐」、キリストの最後の晩餐を、描いています。
明治の初期に、キリストを題材としたのには、その進歩的な思想にオドロキです。しかも女性ですから・・
二世五姓田芳柳(1864~1943)・・大楠公(昔、見ました)右に、梓弓と矢、左に兜を・・
扇を手に持ち、悠然たる姿です。
東城鉦太郎(1865~1929)・・是も有名な、「旅順開城」・・水師営での乃木大将とステッセル将軍の、会見の場(昔、見ました)
最後の展示は、山岡孫吉(1888~1962)のコレクションでした(初めて見ます)
現在のヤンマー・ジーゼルの創業者であり、絵画をこよなく愛した明治の偉人ですね。
このほかに、市民の、絵画、書、写真展も開催中です。とても、幸せな一日でした。
展覧会は、来年の1月8日まで。
江戸末期から明治初期時代に洋画を学び、日本に紹介、広めると共に、近代の息吹を吹き込んだ、芸術家たちの、気迫が現れていて、中身の濃い展覧会です。たまたま、松本短大の学生達が、大勢観覧していました。鑑賞の順に、心に留めた画家と作品を、お知らせします。
チャールズ・ワーグマン・・1861年(文久2年)に、来日した、ロンドンニュースの記者。
日本国内を回り、多くの絵を残す・・信州、箱根、鎌倉などを描く。
高橋由一(1828~94)・・有名な、「鮭」などを展示。
中丸精十郎(1840~96)・・座したままで、左手に弓、これから矢を番えようとしている、上半身、裸の武士を描く。
山下りん(1857~1939)・・「機密の晩餐」、キリストの最後の晩餐を、描いています。
明治の初期に、キリストを題材としたのには、その進歩的な思想にオドロキです。しかも女性ですから・・
二世五姓田芳柳(1864~1943)・・大楠公(昔、見ました)右に、梓弓と矢、左に兜を・・
扇を手に持ち、悠然たる姿です。
東城鉦太郎(1865~1929)・・是も有名な、「旅順開城」・・水師営での乃木大将とステッセル将軍の、会見の場(昔、見ました)
最後の展示は、山岡孫吉(1888~1962)のコレクションでした(初めて見ます)
現在のヤンマー・ジーゼルの創業者であり、絵画をこよなく愛した明治の偉人ですね。
このほかに、市民の、絵画、書、写真展も開催中です。とても、幸せな一日でした。
展覧会は、来年の1月8日まで。
by joy24y
| 2006-11-18 20:40
| 美術