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グスタフ


by joy24y
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宮沢賢治と高野辰之

7月1日、あがたの森で東北の偉人、その心・宮沢賢治(1896.8.27~1933.9.21)の世界をうたう、朗読と歌と、その解説が(1時半~4時前)ありました。
大盛況でこの暑い中、講堂は満員(400人位)になりました。
解説は田中欣一さんが進めました。
朗読は元NHKアナの青木裕子さん、歌はたぐちたみさん、ピアノ伴奏は中島加恵さんが・・

朗読では誰でもが知っている「雨ニモマケズ」を・・読み進むに従い、幻灯が映し出され白黒の美しい映像が浮かび上がります。このほか一時間ほど、間隔を空けての朗読でした。
とても感動的な雰囲気でした。
歌は初めて聴きました。たぐちさん指導の下唱和しましたが・・
「星めぐりの歌」「牧歌」種山ヶ原と、進み「花巻農学校精神歌」はさながら行進曲の様に明るい旋律でした。1.2は何れも宮沢賢治の作詞・作曲です。3番目は作詞のみでしたが・・
ほかに、荒城の月、青葉城恋唄など名曲が披露されました。
改めて東北の偉人の存在感を実感しました。昭和8年、37歳の若さで結核に仆れた偉人に、心からの冥福を捧げます。
会場費・1500円は、すべて東北大震災へ寄付されるようです。
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7月2日、野球の名門・松商学園で北信・豊田村出身の「高野辰之の日記」をテーマに、信州大学教授・中山祐一郎さんの講義がありました(2時~4時)
日本人なら誰でも一度は歌った事のある「「故郷」「春の小川」「朧月夜」「もみじ」など、文部省唱歌の作詞家ですね。(1876/M9~1947/S22/71歳)
「故郷」では今年の4月11日、NHKホールで、プラシド・ドミンゴさんが、東日本大震災支援として来日・・選んだ歌が「ふるさと」でした。日本語で歌はれ、そのご挨拶では、真摯な言葉に我々皆が、心を打たれ、共感を呼びましたね。
さて、話を戻します。明治41年~42年に掛けての日記を元に解説され、高野辰之の実像と唱歌作品に掛けた情熱が、ひしひしと伝わりました。
名前は知っていても、その人生までとなると、新しい発見が必ずありますね。
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講義は6階、メディアホールで・・

まだまだ暑くなります、地震も起こります。ご自愛下さい。
by joy24y | 2011-07-04 06:21 | 文化